Null Subject / pro-drop
主語表現と動詞人称標示は理論上関連づけて論じられてきました。ただし一対一対応ではありません。
LINGOSEED / LANGUAGE BUILDER DEMO 0.8
世界の言語データを見ながら、人工言語のプロフィールを組み立てます。理論・観察・例外を混ぜず、「珍しい」を「不可能」にしないのがLingoSeedのルール。
選択した特徴がここに積み上がります。
まだ白紙。ひとつ選ぶと、ここから言語が育ちはじめます。
🔬 WALSの件数は標本内の観察数です。多い=正解、少ない=不自然、ではありません。
「私・あなた・彼・彼女・それ」のように、人やものの名前の代わりに主語として使うことばです。
英語では I eat. の I のように、主語を言うことが基本です。日本語では、誰のことか分かれば「食べるよ」のように主語を言わないこともよくあります。
※「主語を省略できる言語」は全部同じ仕組み、という意味ではありません。
WALS 101A。初心者向け表示とWALSの元カテゴリを併記します。
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主語表現と動詞人称標示は理論上関連づけて論じられてきました。ただし一対一対応ではありません。
主語表現と動詞人称標示を別featureとして観察します。
日本語型とイタリア語型など、似て見えても仕組みは同じとは限りません。
S = Subject(主語)、O = Object(目的語)、V = Verb(動詞)です。
たとえば「私は りんごを 食べる」なら、私=S、りんご=O、食べる=V。日本語の代表的な並びはSOV、英語の I eat apples. はSVOです。
ここでいう「基本語順」は、その言語ですべての文が必ずその順になるという意味ではなく、WALSが扱う基本的・代表的な語順です。
WALS 81A。まずSOV / SVO / VSOを試し、OとVの順序をWALS 95Aにつなげます。
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head/dependentの順序、処理、文法化など複数の説明仮説があります。
選ぶとOV/VOと前置詞・後置詞の組み合わせを表示します。
反対の組み合わせも実在します。
文の中で、名詞がどんな役割をしているかを示す仕組みです。
日本語なら「猫が 魚を 食べる」の が と を を思い浮かべると近いです。「猫」はする側、「魚」は食べられる側だと分かります。
言語によって、こうした役割を示す形の区別がほとんどないものもあれば、場所・方向・手段などまで細かく分けてたくさんの格を持つものもあります。
この項目はWALS 49Aの形態的なcase-markingの数を使っています。「格が少ない=文法が単純」という意味ではありません。語順や前置詞・後置詞など、別の方法で役割を示すこともできます。
WALS 49A。ここで数えるのは名詞の生産的な形態的格。日本語はWALSでは8–9 cases、英語は2 cases、トルコ語は6–7 cases、イタリア語はNo morphological case-marking。
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選ぶと、そのカテゴリに分類された言語数を表示します。
WALS 49A ↗49Aは形態的case-markingの数を数えます。語順や接置詞など別の手段で文法関係を表す言語もあります。
「1つではなく、2つ以上ある」とどう表すかです。英語の cat → cats の -s が分かりやすい例です。
でも世界の言語には、接尾辞だけでなくいろんな方法があります。
つまり「複数形には-sを付ける」のは、世界の言語にある方法のひとつにすぎません。
WALS 33A。接頭辞・接尾辞だけじゃなく、語幹変化、声調、重複、独立語、clitic、明示的pluralなしまであります。
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選ぶと、その方式を使う言語数を表示します。
WALS 33A ↗独立したplural wordやclitic、完全重複、明示的なpluralを持たない分類もWALSにあります。
接辞は、単語にくっついて文法的な情報などを加える小さな要素です。語の前に付けば接頭辞、語の後ろに付けば接尾辞です。
ここでは「複数だけ」ではなく、格・主語・時制や相・複数など、いろいろな屈折のしかたをまとめたとき、その言語全体が前に付ける傾向か、後ろに付ける傾向かを見ます。
大事:上の「複数標示」で複数接尾辞を選んでも、それだけで言語全体が「接尾辞型」と決まるわけではありません。
WALS 26A。ひとつの接辞だけではなく、格・主語・時制相・複数など複数種の屈折接辞をまとめた言語全体の傾向です。
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WALS 26A ↗たとえば「plural suffix」を選んでも、それだけで言語全体がsuffixingとは決まりません。26Aは複数の屈折カテゴリーをまとめて判定します。
場所・方向・道具など、名詞句とほかの要素の関係を示す語です。英語の in the house は名詞句の前に来る前置詞型。日本語の「家で」のように後ろに来る要素は、WALSの語順比較では後置詞型として扱われます。
格接辞と接置詞の境界は言語ごとに単純ではありません。ここではWALS 85Aの分類に沿います。
WALS 85A。前置詞・後置詞のほか、内置詞、優勢タイプなし、接置詞なしも選べます。
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WALS 85A ↗WALS 95AのOV/VOとの対応を表示します。
OV+前置詞、VO+後置詞も実在します。
WALS 102Aでは、他動詞文の行為者らしい項をA、影響を受ける対象らしい項をPと呼びます。たとえば「子どもが りんごを見る」なら、子どもがA、りんごがPです。
動詞の形にAの人称だけを示す言語、Pだけを示す言語、両方を示す言語、どちらも示さない言語があります。A/Pは、すべての言語で単純に「主語/目的語」と同じという意味ではありません。
手順1の「主語代名詞を文にどう出すか」(101A)とは別のfeatureです。
WALS 102A。動詞上の人称標示を、A・Pのどちらに対応させるかで分類します。
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WALS 102A ↗代名詞を省略できるかと、動詞がA/Pの人称を標示するかは同じ問いではありません。組み合わせを自動では固定しません。
YOUR LANGUAGE SEED
同じ仮語彙を使い、どの選択が文のどこへ現れたかを分けて表示します。紫のグロス略号はタップすると意味を確認できます。
現在の選択を紫色で示します。ほかの方式へ変えたときの模式形も比較できます。
検証済みの5項目(主語表現・基本語順・格・接置詞順・動詞人称標示)を照合し、近い順に並べます。詳細は必要な言語だけ開けます。